引越しに伴い、現在実家に預かってもらっているリスの俵太を、お正月に迎え入れるために、現在床や壁の補強作業を進行中~。
今日は、その様子をご紹介。
めちゃ長ぁ~い記事になりますが、興味のある方は読んでね~。
爪とぎを日課とされるニャンコとお暮らしの方にも、少しお役に立てていただければ嬉しゅうございます(笑)
とりわけ、俵太と同じ齧歯(げっし)類の動物とお暮らしの方ぁーー、ともに頑張りましょう!
齧歯類....文字通り、
歯で齧る(かじる)動物。
大型リスやプレイリードッグ、チンチラなどとお暮らしの方は、日々、壁紙、柱、木製扉などを齧る姿を見ては、
「ゴルァーー!」と叫び、そして嘆き、いやこれは夢だと信じ、やっぱり現実だと悟り、もう知らんと諦めるのです(涙)
以前住んでいた関西の家も、引越しの際に補修し、敷金も満額戻ってきた今だから公開しますが、こんなありさまでした。
ボロボロ...
ま、もちろん、こんなのは序の口も序の口(うふっ♪) もっともっと大規模かつ、鮫がえぐり取ったような深ぁ~い傷跡が無数にあったのでございます(滝汗)
ちなみに、しゅうさんとこのチンチラの小太郎くんも、素晴らしい画才ぶりを発揮なさってます!
小太郎くんの「げいじつのあき」(必見)
というわけで、今回お正月明けに俵太を迎え入れるまでに、少しでも、というか、ダメもとで(笑)、あらゆる場所を補強しておこうと考え実行中なのであーる。
ちなみに、前回の引越しの際に使った補修用アイテムはこんな感じ。
齧られたフローリングの補修は、細かな線状の傷は、「かくれん棒」でもOKでしたが、大きな面状に剥がされた部分(思い出すと嫌な汗が…)は、やっぱりプロ仕様という、1枚目左端の電気ゴテを使うタイプが一番効果的でした。
また壁紙は、傷ランク・ライト級のものは、2枚目の下の方に写ってる壁クロス用ボンドで貼ります。
若い頃にやったジグソーパズルが実生活に活かせる、またとないチャンスでございます(爆)
でもこの剥がされた時にすぐ、ジグソーパズルのように貼るのが一番めだたないです。四国にいた時は、この方法で全て乗り切りました(こんな生活ばっかり・苦笑)
しかし、ものすごい広範囲、あるいは、表面の壁紙だけでなくその下の壁(特にコーナー部)まで、えぐり取ったようなヘビー級になってくると、補修する気力が失せ、もう知らん、私は見てない!と言って放置しているうちに、剥がされた壁紙も無くなり、パズルもできなくなります。
そうなると、
「壁紙の上から貼れる壁紙」を買って来て貼るのです。
同じ壁紙を買ってきたとしても、新品と現在の壁紙では色が絶対合わないです。
また、齧られた下の方の壁ばかりを貼ると、いかにもペットと暮らしたのがバレバレなので、ここは開き直り、補修しながら暮らしていました、あるいは自分の好みに壁紙を貼ってリニューアルさせて暮らしていました、という雰囲気をかもし出すことにします。
勝手に壁紙を変更するのはマズイかもしれませんが、引越し時の不動産チェックの際、ペットがいたのでは?という疑問を抱かれると、いろんな部分のチェックが、その目で見られて厳しくなるので、それをかわす為の苦肉の策です。
私がやったのは、「壁紙の上から貼れる壁紙」で、30センチ角くらいのタイル状のものを、齧られた床に近い部分から、全く無傷で関係のない天井近くまで、デザイン的(笑)に貼り、
モザイク~って感じで可愛いでしょ♪(かわいくない)という強硬手段でしたが、腰の高さから下だけ違う壁紙を貼る腰壁にしてしまうという手もあると思います。
また、俵太が和ダンスの上に上がった際、天井付近に出っ張った梁の部分を、壁紙だけでなく、中身をえぐり取った所は(すごい話...)、3枚目右側に写ってる穴埋め用パテを埋め込んでまずは形を整え、梁の部分全体を、「壁紙の上から貼れる壁紙」を貼りました。これは自分でもホレボレするくらい完璧な仕上がりでした(笑)写真撮っておけばよかったな~。
とまぁ、げっ歯類の動物と暮らしてない方には、この切実さがなかなか伝わらない、ただただ信じられない状況に陥るわけです。
そこで今回は、引越しを機に、前回のような苦労を少しでも軽減、あるいは発生を遅らせるために、床と壁などの補強作業を開始しているのです。
■床対策
前回のようなフローリング補修をしなくていいように、今回は、床全面に、フローリングの上からクッションフロアを貼ることにしました。
ちなみに、写真の右の方のフローリングのように見えている部分は、すでにフローリング柄のクッションフロアを貼ってあります。
また、その上に置いてある紙は、柱などの出っ張り部分を型どりした紙。
でも、この型どり用紙を使う方法より、その場でクッションフロアの裏に直接印を付けながらカットしていく方が失敗が少ないことが判明して、途中からその方法に変更。
ここで1つご紹介したいアイテムはこちら。
クッションフロアを敷く際のテープなのだが、
片面は粘着、そして片面は吸着になっています。
粘着面をクッションフロアに、そして吸着面をフローリングにすれば、ずれることなく、またフローリングに粘着テープを貼ることなく敷くことができます。
■壁対策
引越し後、みずちさんに教えてもらった商品を早速ネット検索して見つけたのが、この
【柱カバーニャン】という商品。(最近、ペットショップでも見かけた)
ネコちゃんが壁紙で爪とぎして壁紙をボロボロにするのを予防するための商品。
裏に粘着剤が付いている透明ビニールシートである。裏の粘着剤は接着度を弱めているので、貼ったりはがしたりできる。(コーナー用の商品は粘着度が高い)
ネコちゃんだけでなく、ワンコやウサギにも効果があるということなので、リスはどうだ!と今回とりあえず採用することにした次第。
商品は、幅(貼ったときには高さにあたる)が80cm×2mを巻いてある。
ネコちゃんは幅(高さ)80cm必要だが、リスの俵太は40cmあれば十分だと思うので、半分に切って貼っています。
商品たちと貼った壁
上記リンクしてあるショップサイトで詳しいことは見ていただきたいのだが(ショップサイト下の方にある「柱カバーニャン」Q&Aも必ず見てね)、なかなか良さそうです。
貼ったりはがしたりできるという点に関しては、確かにはがせます。
はがす際に壁紙の凹凸部分が、多少の白い点々となってシートにくっついてはがれる感じ。
再度貼ることはできますが、貼り直したりしていると、やっぱり粘着度が低くなるので、貼りなおした所は、仕上がりがところどころ空気が入ったようなヒダができたりします。
上からハンカチやタオルで押さえつけても、やっぱり少し浮き上がるので、できるだけ一発で決めて貼って、はがすのは引越しの時だけにしたい。
まず直線部分を貼り、
コーナー部だけコーナー用を上から貼っています。
コンセントの部分は、貼った後からカッターでくり抜く。
どうしても、
壁にビニール貼ってます!という感じは否めないのだが、壁紙がボロボロになっていくことを思えば、そんなことはやむを得ないです。
また、壁と床の間にある幅木が飛び出ている場合は、直線部分は、幅木も含めて1枚でも貼ってしまえるのだが、そのコーナー部分はどうしても難しいことが判明。
そこで、私、お得意の
プラスチック製L型アングルをホームセンターで購入して処理することにしました。
壁紙部分と幅木部分は分けてシートを貼り、飛び出した幅木の上の部分(一番齧られるところ)に、L型アングルを両面テープで貼る。プラスチック製L型アングルは、カッティングマットを敷いてカッターの刃で何往復かさせているとカットできます。
でもこれはげっ歯類対策ですね(笑)ネコちゃんやワンコたちは幅木対策は関係ないかも...。
そして、以前紹介したように、柱やふすまの角や木製扉の周囲、敷居なども、プラスチック製L型アングルを貼り付けて防御します。
ま、こんな感じで補強して俵太を迎え入れようと思っておりますぅ~~~。
長い長い記事を最後まで読んでくださった方、ありがとうございましたー!!
( ̄口 ̄;;)