俵太のことで、何かご質問ありますか?とお聞きしたところ、
俵太との出会いのエピソードを聞いてみたいというリクエストを複数いただきましたので、お話しまーす。
あれは8年前の12月、四国のとある
森を夫と歩いていた時、遠くでチョコチョコと走っている一匹のリスがいました。
あっ、リスさんだーー!と見つけた私がしゃがむと、そのリスは私の膝元に走り寄ってきたのです....ぬわぁ~~んて話だったら、とっても素敵なんですけどね(爆)
信じた?ちょっと信じた?(笑) 失礼しました。
それでは、本当のお話を....
そもそも動物と暮らすことになった始まりは、9年前、私が知り合いから
金魚をもらったことがきっかけ。
あるイベントの手伝いをした際、露店で出していた金魚すくいを担当していた知り合いが、イベント終了頃に、タダで金魚すくいをさせてあげると言ってくれた。
それまで、金魚すくいをやったことがなかった私は、予想通り1匹もすくえなかったのだが、その知り合いの人が、持って帰りなよと金魚を15匹くれたのだった。
なーんも考えずに、おやつをもらった子供のように、ありがとうと礼を言って袋に入れてくれた金魚を家に持って帰り、玄関で夫に
「金魚もらった~♪」と嬉しそうに金魚の袋を見せながら言ったところ、夫は思いっきり、ゲッ!
|||Σ( ̄□ ̄;)|||という顔を一瞬したのだが、もらってきたものはしょうがないと思ったようで、「んじゃ、水槽とか買いに行く?」と言い、そこで初めて私は、そっかー、そんな準備をしないといけないのね...と感じる。
そして近くのホームセンターに行き、金魚用の水槽やらエアーやら水草やら一通り買い揃え、15匹の金魚を飼い始めたのだった。
小学校の頃にうちの父が金魚に凝った時期があったので、家で金魚を飼うことは、全くの初めてではなかったのだが、自分で全て生き物の世話をすることは初体験だ。
エアーのブクブクいう音が心地よく部屋に響き、気持ち良さそうに泳いでいる金魚ちゃんを見るのがとても楽しかった。
エサやりだけでなく、こまめに水槽の掃除や水換えもやった。
なのにっ!水槽の大きさに対して金魚の数が多すぎたのと、もともと病気がちだった金魚がいたらしく、ある日1匹の金魚がプカッと浮いていた。
ヒイィィィィィィィ!!( ̄ロ  ̄;ノ)ノ
いや~ん、死んでるぅぅぅ~~~! 驚いた私は夫を呼び、清掃用のすくい網を手渡し、死んで浮いてる金魚をすくってもらう。
その後毎日1~2匹ずつ死に続け、その度に夫にすくってもらい、
「オレ、こんな金魚すくいばっかり嫌や」などと言われる。
やがて体力のある5匹程度で落ち着き、しばらく平和な金魚との日々を送っていたのだが、ある日またプカッと浮いているのを見つけると、その後、夫の
意義ある金魚すくいがまた毎日行われ、残り1匹となった。
この勝ち残った1匹の金魚は、相当体力があったらしく、
マッチョと呼んでいた。
ある朝、マッチョはいつも通り元気に泳いでいたので、出勤前に「行ってきまーす、元気に泳いでいてね~」と挨拶して出かけ、夕方家に帰ってすぐ水槽を見ると、水草のところで、ヒラヒラと元気そうにこっちを向いていたので、「マッチョ、ただいまー」と挨拶をして、水槽をコンコンコンとノックをしたところ、マッチョは、水流に乗って、ぶわぁ~~っと流されて、水面でプカッと浮いた。
ヒイィィィィィィィ!!( ̄ロ  ̄;ノ)ノ
どうやら、すでに死んでいたのだが、水草にうまい具合に引っかかっていただけだったらしい。
ついに全部死んでしまった...。死なせてしまった...。相当凹みながら水槽を片付けた。
そしてシーンとした我が家が猛烈に寂しくなった。
なんか生き物と一緒に暮らしたいと日増しに思い続け、ペットショップに行ってみた。
ま、そんなこんなで俵太と出会ったんです(爆)
うそうそ(笑) すみません、要点だけ書くつもりだったのに (
; ̄ー ̄A アセアセ・・・
こんな調子で書いて、リスの俵太まで行き着くのか...。ま、今後はもっと簡潔に書きましょう。こんな調子でいいのなら、こんな調子で書きますけど(笑)
読んでくださってありがとう!
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